アドラー心理学で「男の子の意欲」を伸ばす本
アルフレッド・アドラー（1870年～1937年、オーストリア精神分析学者）
アドラーは勇気という言葉で自分を好きになることの大切さを語ります。自分の1番の味方は自分自身と考えます。人の悩みを突き詰めていくと、すべて人間関係にあります。解決策は自分の見方や考え方を変えることです。みんなと良い関係になることを共同体感覚と言ってこれがあれば幸せな人生を送ることができます。
幸せな人生には自信が関係してきます。失敗にくじけない強い心、自分は何度でも立ち上がれるという自信、自分への確固たる信頼感、自己の存在に対する絶対的安心感と健全な自己肯定感が大切です。社会の中で認められている実感を段階的に身に着けていきます。
今ある状況から未来を思い描き、それに向けて行動していきます。自分がどうなりたいのか考えていきます。
足し算の子育て、ちょっと目を向けさえすれば子供の良い所はいくらでも出てきます。目標に向かって一生懸命に取り組むそのプロセスを大事に考えます。
親からの提案で思考力をダイレクトに刺激します。現実と折り合いをつけて生きる技術を早いうちから学びます
家族価値、家族の雰囲気が影響を及ぼします。
人の意見と自分の欲求に上手に折り合いをつけていることを覚えていきます。人間関係を築いていくために大切な力となります。
親が子供へ勇気づけるテクニック
できることに注目する、挑戦したプロセスを認める、Iメッセージで提案してみる、対立ではなく人と交渉することを教える、どんな性格の人間にも価値があると理解する
失敗の経験
何度も失敗を繰り返して成長する。失敗後に再チャレンジさせる勇気を持つ
ときには友達との力のぶつかり合いの中で交渉する力や妥協する寛大さの人間関係力を培う
我慢
我慢をさせ待たせること。子供が夢を描く時間が生まれる。想像力や想像力が生まれる。
協力
共同体感覚を持つ。自分にできること、人の役に立つことをすると言う感覚を持つ
社会は持ちつ持たれつなのだから、自分もその一員としてできることをする
1人ではない、仲間がいる、その環境が健全な社会と言える
個性とは仲間がいてこそ人から認められてこそ発揮できるものである
社会的な期待に応えることで子供が成長していく。社会に認められていると言う自信が大切である。
親からの情報から最後は自分で判断を下す。親は子供を信じ委ねます。
自分の欲求は必ずしも100%は通らない。80%でも納得しないといけない。折り合いをつけることが大事である。子供は自分で考え、親は子供のサポート役に徹する。