ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

リーダーは教育者でなければなりません。人を尊敬して信頼できる関係を作ります。仕事に責任を持たなければなりません。

なぜ褒めてはいけないのか?対等の関係でなくなるからです。褒められると、自分に価値があると思わなくなります。仕事では評価してされます。褒めることとは違います。公平な評価をすれば良いです。自分に価値があると思うと勇気が沸きます。勇気があれば課題に立ち向かうことができます。リーダーは勇気づけが必要になります。どんな人に対しても存在を認めてあげて承認にしてあげます。

部下が喜んで仕事に取り組めるようになるためには、上司がモデルにならなければなりません。上司が楽しそうに取り組んでいる様子を伺うみることが大切です。

部下のありのままを認めてあげます。行動ではなく存在を注目します。これは尊敬の意味です。尊敬を持って、人間関係は成長し発展していきます。尊敬、信頼、協力関係は人間関係に大切になります。

何のために働くのか?幸福、生活、仕事ライフワークの楽しみを求めます。分業があり、協力ができ他者貢献の環境で働きます。その中で人は幸福になります。生きる喜びを感じます。リーダーの役目は貢献感を持って仕事をするモデルとなり示していくことです。失敗しても自分で考えて行動できる部下をリーダーは育成していきます。

リーダーに向いていないと感じてしまうときは、本気で仕事に取り組んでいない時です。常に学んで理想のリーダーを目指していきます。どのような状況でも正しい判断ができ、最後は自分の力を信じてやりきります。時にはリーダーの孤独感を感じることがあります。誰もやったことのない問題に対して率先して対応するわけですから、孤独を感じて当然です。周りの意見も参考にしつつ、的確な判断をします。孤立があってはなりません。孤立とは周りが操作不能の状態であり、組織が機能しない状態であります。孤独と孤立は異なります。

誰もが劣等感を持っています。劣等感は普遍的なものであり、努力と成長のために健康で正常な刺激であります。理想の自分、なりたい自分と比較して劣等感を感じるものです。他人と比べてもつ劣等感はやめることです。自分は自分でしかないと考えて、他の人と比べるのはやめます。

リーダーの仕事は貢献感を持って仕事をするモデルであり、なりたい姿を目指していれば辛い事はありません。楽な仕事はないので、嬉々として仕事をしていても人知れず苦労している事は多いです。リーダーの仕事が辛いと思ってしまう事は、リーダーの仕事のどこかに犠牲的なものとして考えているからであります。会社や社会に幸福を売るという形で貢献していると思えればリーダーとしての仕事をする目標が見えてきます。

自分にできることをやり続けます。相手に良い手本となります。相手を変えようとしては大変です。相手を信頼することです。

雰囲気作りでは、自分が幸福である姿を示していきます。機嫌よく、丁寧に、親切に寛大であることが素養としてなければなりません。明るく、楽しく、元気になり、その日を自分でつまらなくしてはいけません。リーダーの不機嫌は周りの雰囲気を悪くします。

何事にも勇気を持って迅速に決断をしていきます。世の中は大きく変わってきます。変化を恐れてはいけません。

アドラー心理学では、対人関係における人の振る舞い、心の持ち方について説いています。

課題の分離
自分の課題と相手の課題を切り分けします。相手の課題は解決するの苦労します。自分の課題に集中して取り掛かります。

自分の価値
自分に価値があると思えば勇気をもてます。結城は対人関係の中に入っていく勇気です。対人関係には必ず摩擦が起きます。人には何かしら貢献できるものがあるので、相手に喜ばれます。多少の嫌味、妬み、嫌われても、人間関係を構築していく勇気になります。

ほめる・しかるの弊害
人間関係をよくするためには、対等な関係となり、お互いに学びあう関係がよい関係です。ほめる・しかる行為は、上下関係をつくってしまいます。大事なことは、勇気づけの関係であることです。

承認欲求を消す
承認欲求を求めすぎると期待の反動がでてしまいます。承認欲求は貢献感があれば消えます。誰かの役になっているという貢献の気持ちを持ちます。自分の価値を感じることで、勇気につながります。

他人と競争ではなく、過去の自分に対する優越性
他人との競争に勝つことでなく、より優れた自分になろうと思うことです。優越性の追求は、他人と比べることがなくなります。自分自身の努力の気持ちがでます。

嫌われる勇気
自分が正しいと思ったことは、相手に伝えます。言い方には気を付けなければなりません。時には譲らないといけない場面もありますが、自分の納得いくように自分の考えを伝えられるようにします。

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